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Fagott Firststep

フィンガリング

 今回はフィンガリング(指使い)をテーマに取り上げます。管楽器の指使いは難しいというイメージがあるかも知れませんが、正しく丁寧に練習する事でコツを掴みましょう。

譜例9
ファゴット・ファーストステップ2 フィンガリング

 譜例9のテンポ設定は必ずしも四分音符=60でなければならないわけではなく、72や、逆に48でも構いません。大切なのは、決めたテンポを守ってメトロノーム通りに練習する事です。また<>(クレッシェンド・ディミヌエンド)は、指使いに気を取られて息の流れが疎かになる事を防止する意味があります。以上の事を念頭に、まずは楽譜の通り吹いてみましょう。

 ファゴットを始められてまだ日の浅い方は、恐らく①から②、また③から④にかけての指使いを難しいとお感じになるかと思います。全開から全閉とする指使いですので、どうしてもスムーズに行かず角が立ってしまいがちになります。この様に、指使いの難しい箇所の練習ポイントは以下の通りです。

a) ゆっくりしたテンポで繰り返し、連続で練習する
b) 例えば①から②へ行くとき、あらかじめ②の指をイメージしてから②へ行く
c) 例えば①から②へ行くとき、指に気をとられて息の流れが止まってしまわない様に意識する

譜例10
ファゴット・ファーストステップ2 フィンガリング-2

 譜例10は、例えば四分音符=60で譜例9を演奏してみて①から②への移行がスムーズに行かない場合の練習方法を示した物で、a)の実例です。つまずいてしまう箇所がある場合は、この様にゆっくりしたテンポで連続して練習します。必ずメトロノームを併用しましょう。

 例えば①から②の場合6本の指を「正確に、同時に」動かさないと、音と音の間に「意図しない他の音」が混ざってしまい良くありません。また、正確に動かせてもそれがコントロール出来ていないと所謂「滑った」音になってしまいます。メトロノームを用いた譜例10の様な練習は「正確であること」をしっかり「コントロール」する事を鍛錬、確認する意味があり、非常に重要です。

 「指を同時に動かす」にはb)の練習が有効です。勿論最初はゆっくりで構いません。a)と併用して練習すると効果的です。また、どんなに正確に指を動かしても、響き方が異なると音と音のつながりが悪く聞こえてしまいます。c)はそれを回避する為のもので、「息はしっかり流れているかな」と常に気にしておく事も重要です。

Fagott Firststep - Index

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